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メディチ家は、フィレンツェと3世紀以上にわたって深い関わりをもっていました。フィレンツェのみならず、ヨーロッパへも影響を多大に与えました。“祖国の父”コジモ(Cosimo)
は、フィレンツェ共和国の、公私の権力を持っていました。ひ孫の“豪華王”ロレンツォ(Lorenzo)はその血を受け継いでいました。商業と銀行業で繁栄したメディチ家は、教会関係とヨーロッパの主要な王室と深い財政関係を保持していました。レオ10世(LeoX)とクレメン7世(Clement
VII)を以って教皇の地位までも辿りつきました。カテリーナ(Catarina)をフランスのアンリ2世へ、またマリア(Maria)をアンリ4世へ嫁がせたことで、国王の地位も手に入れます。メディチ家は、芸術分野に多大な援助をするとともに、骨董品の修復、科学の研究と促進にも力を入れていました。この彼らの力が、フィレンツェを裕福で強力な町へとしていったのです。
メディチ家ゆかりの地を訪ねる散策コースは、旧メディチ宮から始めましょう。この宮殿は、1444年にミケロッツィによって、”祖国の父”コジモのために建築されました。ルネッサンス様式の中庭には、メディチ家の紋章が埋め込まれ、2階には、小さいながらも豪華なフレスコ画がある礼拝堂は、ロレンツェの肖像と、後に続く未来の大公達を描くことで、メディチ家の政治力と内政への権力を示ていました。
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リッカルディ宮(旧メディチ宮)
Palazzo Medici,
poi Riccardi
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東方の三博士礼拝堂
The Chapel of Magi
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宮殿がリッカルディ家へ売られた際、メディチ家の寓話が描かれました。宮殿のほぼ反対側にあるサン・ロレンツェ教会(San
Lorenzo)に、メディチ家の墓碑が置かれています。(1737年にメディチ家は消滅)。メディチの礼拝堂の他、旧・新聖具室が作られています。回廊を通り過ぎてラウレンティーナ図書館(Laurentian
Library)へ進んでいきましょう。貴重な図書やコジモ(Cosimo)とその息子ピエロ(Piero)が収集した写本などが置かれています。彼らは、この他にも、サン・マルコ教会(Chiesa
di San Marco)、サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会(Santissima Annunziata)、とサン・ミニアート・アル・モンテ教会(San
Miniato al Monte)への芸術作品を依頼します。町の中心街にあるメディチ通りは、旧市場があった場所へメディチ家が徐々に定住していく過程を見つめてきた証人ともいえます。メディチ銀行は、コジモ一世(Cosimo
I)の希望により、現在の新市場のロッジャ(柱廊)に近いところにありました。
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近くにあるシニョリーア広場(Piazza
Signoria)とヴェッキオ宮殿(Palazzo
Vecchio)から、メディチ家の君主権力の偉業を目に見ることができます。シニョリーア広場にある柱廊(Loggia)は、16世紀に”ランツィ”(Lanzi)と呼ばれており、その中に現在でも置かれている彫刻は、メディチ大公の権力を表しています。バンディネッリ(Bandinelli)作ヘラクレスとカクス、チェッリーニ(Cellini)作ペルセウス(Perseus)、アンマンナーティ(Ammannati)作ネプチューン(Neptune)、ジャンボローニャ(Giambologna)作サビーネの略奪(Rape
of the Sabine)とコジモ一世の騎馬像(the
Equestrian Monument of Cosimo I )など。その上、ヴェッキオ宮殿(Palazzo
Vecchio)の中庭と内部では、コジモ一世と妻エレオノーラ・ディ・トレドが改築したのがうかがえます。ジョルジョ・ヴァザーリと彼の弟子達は、この宮殿を共和国体制のものから君主体制の象徴としての宮殿へと変更するに当たり、絵画や彫刻品などを飾ることで贅沢な装飾を施しました。
コジモ一世の権力は、1560年に建築されたウフィツィ美術館(Museo
degli Uffizi)を以って最高潮に達します。その後、入手したピッティ宮殿(Palazzo
Pitti)とヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)を結ぶ回廊をヴァザーリに依頼します。回廊は、1565年に完成します。宝石商が立ち並ぶ世界でも唯一のヴェッキオ橋(Ponte
Vecchio)の上を通っています。ウフィツィは、最初は行政オフィスとして使われていました。(「オフィス」はウフィツィが語源です。)現在は、最上階に、メディチ家の絵画コレクションが納められ、世界中の観光客を魅了しています。
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The
monestary of the
church S.Lorenzo

ヴェッキオ宮殿
Palazzo vecchio,
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ピッティ宮殿(Pitti Palace)には、1550年にトリーボリによってデザインされたボーボリ庭園(Giardino
di Boboli)があります。メディチ家は、君主体制を取れるまでに発展した権力を見せ付けるかのように、豪華、貴重な芸術作品に囲まれて生活していました。メディチ家に関する散策を終えるには、カレッジ(Careggi)、カステッロ(Castello)、ぺトライア(Petraia)、ポッジョ・インペリアーレ(Poggio
Imperiale)などの、フィレンツェ市内にあるメディチ家別邸を是非とも一つは訪れてみても良いでしょう。フィレンツェ郊外にある別邸としては、ポッジョ・ア・カイアーノ(Poggio
a Caiano)、チェッレト・グイディ(Cerreto Guidi)、プラトリーノ(Pratolino)、カファッジョーロ(Cafaggiolo)にあります。
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ピッティ宮殿
Palazzo Pitti

ぺトライア・メディチ別邸
Villa Medicea La Petraia
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- 旧メディチ家(Palazzo
Medici), via Cavour, 1.
- サン・ロレンツォ教会(San
Lorenzo), piazza San Lorenzo.
- メディチ家礼拝堂,
piazza Madonna Aldobrandini.
- 新市場の柱廊(Loggia
of the New Market), via Porta Rossa.
- ヴェッキオ宮殿(Palazzo
Vecchio), とランツィの柱廊(Loggia dei Lanzi), piazza
della Signoria.
- ウフィツィ美術館(Galleria
degli Uffizi), piazzale degli Uffizi.
- ピッティ宮殿(Palazo
Pitti) とボーボリ公園(Giardino
di Boboli), piazza Pitti.
- カレッジ・メディチ別邸(Medici
Villa at Careggi), viale Pieraccini, 17.
- "ぺトライア"メディチ別邸(Medici
Villa "La Petraia"), via della Petraia, 40.
- カステッロ・メディチ別邸(Medici
Villa at Castello), via di Castello, 47.
- ポッジョ・インペリアーレ・メディチ別邸(Medici
Villa of Poggio Imperiale), viale di Poggio Imperiale,
1.
- ポッジョ・カイアーノ・メディチ別邸(Medici
Villa at Poggio a Caiano), Poggio a Caiano (Prato).
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